インテルがファウンドリー事業でフォーティネットと契約のニュー

インテルはファウンドリー事業の新たな顧客として、サイバーセキュリティ大手のフォーティネットを獲得したと発表しました。
フォーティネットは次世代のセキュリティチップであるエスピーシックスの製造をインテルのインテルフォープロセスで行う予定です。
今回の契約は二〇二五年三月に就任した最高経営責任者のリブ・ブー・タン氏にとって重要な成果となります。
インテルは現在、アメリカ国内外での工場建設に向けた巨額の設備投資を正当化するために、最先端の製造技術であるワンエイトエーやワンフォーエーを採用する大型顧客の確保を目指しています。
今回の契約で用いられるインテルフォーは比較的古い製造技術ですが、フォーティネットのようなネットワーク用特定用途向け集積回路の製造に適しています。
インテルはこれまでにもマイクロソフトやアマゾン、グーグルといった大手との協力関係を築いてきましたが、今回のフォーティネットとの契約は同社のファウンドリー戦略を着実に進める一歩といえます。
八月にはアメリカ政府がインテルの株式の十パーセントを取得するなど、同社の動向には大きな注目が集まっています。
急成長するAI分野においてセキュリティ需要が高まる中、インテルは今後も半導体製造の受託能力を証明し、さらなる顧客獲得を目指す考えです。



次世代半導体製造へ向けたインテルファウンドリーの注目ポイント

  1. インテルはサイバーセキュリティ大手のフォーティネットと、次世代セキュリティチップ「SP6」の製造で提携を結びました。製造プロセスは「Intel 4」を採用します。
  2. リップ・ブ・タンCEOの指揮下で顧客獲得が進む一方、同社はより高度な先端プロセス技術で、大規模製造を委託する主要な大口顧客の確保を依然として目指しています。
  3. 米政府の出資やグーグル、テスラ、スペースエックスといった各社との連携が報じられる中、インテルのファウンドリ事業に対する投資家の注目が一段と高まっています。




インテルのファウンドリー事業構造転換と半導体戦略の分析・解説

今回の契約が真に意味するのは、インテルが「汎用プロセッサの巨人」から「特定用途向け集積回路の受託製造プラットフォーム」へと、その事業構造を転換させつつあるという点です。
これまで同社は最先端プロセスへの大型顧客獲得に固執してきましたが、フォーティネットとの協業は、既存のインテルフォーといった成熟した技術を、高収益が見込めるネットワークセキュリティ領域へ適合させる戦略的転換を示唆しています。
この動きは、膨大な設備投資を回収するための現実解として、汎用AIチップ一辺倒ではない「ニッチな高性能チップ」という新たな収益源を確保する先駆けとなるでしょう。
今後は、この受託モデルの成功が他の特定用途向けメーカーに波及し、インテルの工場が業界の製造ハブとして再定義される事態が予想されます。

※おまけクイズ※

Q. インテルがフォーティネットと提携し、製造を行う次世代セキュリティチップの名称は?

ここを押して正解を確認

正解:SP6

解説:記事の序盤で言及されています。

選択肢:
1. Intel 4
2. SP6
3. ワンエイトエー




まとめ

インテルがフォーティネットのセキュリティチップ製造を受託しました。今回の契約は、同社が汎用プロセッサ中心から、特定のニーズに応える受託製造プラットフォームへと舵を切った証と言えます。最新プロセスだけでなく、既存技術も活用して堅実に収益源を確保する戦略は、まさに現実的かつ賢明な一手です。AI需要でセキュリティの重要性が高まる今、この転換が同社の復活を後押しする大きな転機となることを期待しています。

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