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TikTokが新機能「掲示板」でクリエイターとブランドの交流を強化

概要

TikTokは新しいメッセージングツール「掲示板(bulletin boards)」のテストを開始したことをTechCrunchに確認した。
この機能はブランドやクリエイターがフォロワーに対して公開の一対多メッセージを共有できるもので、Instagramの2023年に導入されたブロードキャストチャンネルに似ている。
掲示板では、投稿は作成者のみが行え、フォロワーは絵文字リアクションのみ可能で、テキスト、画像、動画の投稿をサポートしている。
この機能はThreadsのユーザー、Christina Garnettによって最初に発見された。
目的は、クリエイターやブランドが最新情報や舞台裏コンテンツを直接共有し、フォロワーとより密接に交流できるようにすることだ。
例えば、TikTokのストーリーや通常の投稿の代わりに掲示板を使って情報を発信でき、コンテンツの直接プロモーションも可能となる。
早期テスターにはPeople magazineやパリサンジェルマンFC、ジョナス・ブラザーズなどが含まれる。
ただし、掲示板はテスト段階の機能であり、今後の広範な展開や追加機能の有無は不明だ。
Instagramのブロードキャストチャンネルのように、投票機能などの拡張も考えられる。
TikTokは2022年にStoriesや写真機能を導入し、Instagramに対抗したが、Instagramも2020年にReelsを導入し、互いに機能を模倣し合う関係が続いている。

ポイント

  1. TikTokは新しいメッセージツール「 bulletin boards」をテスト中。ブランドやクリエイターが公開メッセージを共有可能。
  2. 投稿はクリエイターのみが行い、フォロワーは絵文字リアクションのみ可能。テキスト・画像・動画に対応。
  3. この機能は試験段階で、今後の展開や追加機能は未定。Instagramの放送チャンネルに似ている。

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