ホライズンワールド終了のニュース概要

メタは、クエストVRヘッドセット向けの仮想現実ソーシャルネットワークである「ホライズン・ワールド」を終了することを発表しました。
このアプリは3月末にクエストストアから削除され、6月15日にはVRから完全に削除される予定です。
その後は、スタンドアロンのモバイルアプリでのみ利用可能になります。
メタは、両方のプラットフォームを分離することで、それぞれの成長に集中し、「ホライズン・ワールド」をモバイル専用体験にすると説明しています。
この変更は、メタがメタバースに注力する中で、同社が1,000人以上の従業員をリアリティラボから削減した数週間後に発表されました。
リアリティラボの人員削減は、VRタイトルに取り組んでいたスタジオにも影響を与えており、2023年にデビューした社内スタジオ「ウーロ・インタラクティブ」も含まれています。
メタが2021年10月にフェイスブックから社名を変更した際、CEOのマーク・ザッカーバーグはこれを「次のフロンティア」と呼びました。
ザッカーバーグは当時、今後10年以内にメタバースが10億人に到達し、数千億ドルのデジタルコマースを支え、数百万人のクリエイターや開発者の雇用を創出することを期待すると述べていました。




メタバース戦略転換の注目ポイント

  1. メタはVRソーシャルネットワーク「ホライズン・ワールド」をVRヘッドセット向けに終了し、モバイルアプリのみ提供へ。
  2. 同社のメタバース戦略の中核だった「ホライズン・ワールド」の縮小は、リアリティ・ラボの従業員削減と同時進行。
  3. マーク・ザッカーバーグCEOは2021年、メタバースを「次のフロンティア」と位置づけ、10年以内に10億人規模に拡大する目標を掲げていた。
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VR市場への影響の分析・解説

メタバース戦略の転換点として、この決定は極めて重要です。
VRヘッドセット版「ホライズン・ワールド」の終了は、メタが当初描いたメタバースの実現が困難であることを示唆しています。
モバイル版に注力することで、より広範なユーザー層へのリーチを試みる一方、VR体験の独自性は失われるでしょう。

これは、メタバースへの投資熱が冷め、現実的な収益化モデルの模索が始まったことの表れでもあります。
人員削減と相まって、メタはVR/AR分野における過剰な投資を抑制し、AIなど他の成長分野へのリソースシフトを進める可能性があります。

今後は、メタバースはエンターテインメントや特定の産業用途に特化し、日常生活に不可欠な存在となる道筋は狭まるでしょう。
モバイル版「ホライズン・ワールド」の成否が、メタのメタバース戦略の方向性を左右すると考えられます。
VR/AR市場全体も、より現実的なユースケースの開拓を迫られることになります。

※おまけクイズ※

Q. 記事の中で、メタが「ホライズン・ワールド」のVRヘッドセット向けサービスを終了する時期はいつですか?

ここを押して正解を確認

正解:6月15日

解説:記事の冒頭で、VRヘッドセットからは6月15日に完全に削除されると記載されています。




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