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IBMのHashiCorp買収、英競争当局が承認した背景とは

概要

英国の競争・市場庁(CMA)は、IBMによるインフラソフトウェア企業HashiCorpの数十億ドル規模の買収を承認したと発表した。

この発表は、IBMがHashiCorpに64億ドルを支払う計画を初めて明らかにしてから約10ヶ月後に行われたものだ。

IBMは、2019年に34億ドルでRed Hatを買収したことに続き、2023年には4.6億ドルでApptioを買収しており、ハイブリッドクラウドの領域にさらに深く進出することを目指している。

CMAは、取引が国際的なものである場合、特に英国に特有の問題がない限り、介入を控える意向を示してきた。

この新たな方針の影響を受けて、CMAはHashiCorpの買収に関しても調査を開始したものの、詳細な調査には至らなかった。

今回の決定は、英国がテクノロジー企業に対してビジネスをブロックすることを望まない姿勢を示すものである。

一方、米国の連邦取引委員会(FTC)もこの取引を調査中であり、正式な発表はまだ行われていない。

IBMは本件に関してコメントを控えた。

ポイント

  1. 英国の競争当局がIBMによるHashiCorpの買収を承認した。
  2. IBMは2024年末までにHashiCorpの取引を完了する見込み。
  3. 米国の連邦取引委員会もこの取引を調査中で、正式な発表は未定。

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