Rampが年間収益700百万ドルを突破、急成長を遂げるフィンテックスタートアップの実力

概要

フィンテックスタートアップのRampは、2023年1月時点で年間収益が7億ドルを超えたと報じられています。

同社は2022年3月に設立から3年未満で1億ドルを超え、2023年8月には3億ドルを達成し、18ヶ月でその額を倍増させました。

CEOのエリック・グライマン氏は、Rampが米国のカード市場の1〜2%を占めていると述べ、成長の余地が大きいことを示唆しています。

Rampは意図的に利益を出さず、資金を再投資しており、給与の半分以上を研究開発に充てています。

同社は最近、シリーズDの拡張で1億5000万ドルを調達し、運営赤字を維持するための資本を確保しています。

AIを活用することで、月々のキャッシュバーンを200万ドル未満に抑えているとグライマン氏は述べています。

AIは営業チームの効率を向上させ、リードの事前選定を行うなどの効果を上げています。

また、Rampはスーパーボウルの広告を10日間で制作するなど、AIの活用による迅速なプロセスを実現しました。

最近、Rampは1億5000万ドルの二次株式売却を通じて評価額を130億ドルに倍増させ、2022年4月の76.5億ドルから大きな成長を遂げています。

2024年末までに従業員数は1000人を超える見込みで、成長を続けています。

ポイント

1. FintechスタートアップのRampは、700億ドルの年収を達成。急成長が目立つ。
2. CEOのGlyman氏は、AIの活用でコスト削減と効率向上を実現している。
3. Rampは新たに評価額を130億ドルに倍増させ、資金調達を強化中。

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