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Pocket Castsがウェブプレイヤーを無料化、オープンなポッドキャスト体験を提供

概要

Pocket Castsは、2021年にAutomatticに買収されたポッドキャストアプリで、ウェブプレーヤーを無料化することを発表しました。

この取り組みは、アルゴリズムに基づくコンテンツが優先され、ポッドキャストが有料化される大手プラットフォームの閉鎖的なエコシステムに対抗するものです。

ポッドキャストはオープンな技術に基づいており、RSSという分散型の標準を利用して、誰でも無料でオンラインオーディオやニュース、ブログを利用できるように設計されています。

Pocket Castsは、火曜日からそのオープンな性質を尊重し、ウェブプレーヤーを無料で提供します。

これにより、ユーザーはPocket Castsのウェブサイトにアクセスし、サブスクリプション料金やアカウント作成なしで任意のエピソードをストリーミングできます。

ただし、体験をパーソナライズしたいユーザーは、無料アカウントを作成することで、再生の同期やキュー管理、購読の保存などの機能を利用できます。

一方、Pocket Casts Plusという有料サブスクリプションでは、フォルダやスマートシャッフル、ブックマーク、ウェアラブルデバイスやクラウドサポートなど、リスニング体験を向上させる追加機能が提供されます。

また、AIによるコンテンツ発見機能は提供されず、ユーザー自身が聴きたいポッドキャストを選ぶことを重視しています。

この方針は、Spotifyの推薦が強すぎると感じるユーザーにとって魅力的かもしれません。

ウェブでの無料ストリーミングは、Apple Podcastsに対抗する手段ともなり、Pocket CastsのMacおよびWindowsアプリでも同様の更新が行われます。

ポイント

  1. Pocket Castsがウェブプレイヤーを無料化し、オープンなポッドキャスト体験を提供。
  2. ユーザーはアカウントなしでエピソードをストリーミング可能、個別体験も可能。
  3. AIによる推薦はなく、ユーザー自身が聴く内容を選べる方針を採用。

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参照元について

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