概要
Googleは、ゲーム開発者会議(GDC)に先立ち、PCおよびモバイルゲームに関する新機能を発表しました。
2022年にベータ版として導入された「Play Games for PC」は、今年一般提供が開始される予定です。
新たに、ゲーム開発者向けのツールが追加され、ネイティブPCゲーム用のSDKが提供され、アプリ内購入の統合が可能になります。
すべてのモバイルゲームはデフォルトでPCでも利用可能となりますが、開発者はオプトアウトすることもできます。
特に調整されたゲームには最適化されたアイコンが表示され、テストを経たゲームには「プレイ可能」バッジが付与されます。
また、AMDベースのPCへの対応や、スタートメニューからのアクセスも可能になります。
新しいGraphics API「Vilkan」により、フレームレートの向上やレイトレーシングが実現され、Android Dynamic Performance Framework(ADPF)も改善されます。
開発者は、PC向けのユーザー獲得キャンペーンを実施でき、ゲームをGoogle Play for PCプログラムに移植することで最大15%の追加収益を得ることができます。
新たに発表されたPC最適化タイトルには「Game of Thrones: Kingsroad」や「Sonic Rumble」が含まれ、モバイルゲームの移植機能により「Train Sim」などもPCでプレイ可能になります。
さらに、PC向けのカスタムコントロールや、ゲームサイドバーの導入により、プレイヤーは快適に操作を調整できるようになります。
今後、PCでのPlay Pointsの利用も簡単になり、購入時に最大10倍のポイントブースターが提供されるとのことです。
ポイント
- GoogleがPlay Games for PCの一般提供を開始し、モバイルゲームのPC展開を本格化
- 開発者向けに新SDKとPlay Consoleを更新、PCでのゲーム最適化ツールを提供
- ユーザー向けにカスタムコントロールや、ゲームサイドバー、Play Pointsの拡張機能を導入
詳しい記事の内容はこちらから
参照元について
