ソフトバンク、65億ドルで半導体設計企業Ampere Computingを買収しAIインフラ強化

概要

ソフトバンクグループは、人工知能（AI）インフラ投資拡大の一環として、半導体設計企業Ampere Computingを65億ドルで買収すると発表しました。

2025年後半に取引完了予定で、Ampereはソフトバンクの完全子会社となります。

主要出資者のカーライル（59.65％所有）とオラクル（32.27％所有）は株式を売却します。

Ampereは1000名の半導体技術者を抱え、ARMプラットフォームを基盤にしたサーバーチップを開発し、Google Cloud、Microsoft Azure、オラクルクラウドなどの顧客を持ちます。

今回の買収は、ソフトバンクが2021年に一部株式取得を検討していた企業の完全買収であり、AIとコンピュート分野での能力向上を目指すとされています。

また、同社はOpenAIとの「Cristal Intelligence」共同開発や、AIプロジェクト「Stargate」への投資を進めています。

創業者のRenee James氏は取引を歓迎し、AI分野の進化をソフトバンクと共に追求する意向を示しました。

ポイント

1. ソフトバンクはAmpere Computingを65億ドルで買収し、AIインフラ投資を拡大
2. Ampereはソフトバンクの完全子会社となり、AIや高性能計算分野の強化を目指す
3. AmpereはGoogle CloudやMicrosoft Azureなど大手企業を顧客に持ち、ARMベースのサーバーチップを開発

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