【衝撃】AIに代替されるのは僅か2%?IBM業績低迷でもCEOが強気な理由
IBMが語るAI活用と業績のニュース概要
IBMの最高経営責任者であるアービンド・クリシュナ氏は、同社のソフトウェア製品のうちAIに代替されるのはわずか2パーセントであるとの見解を明らかにしました。
これは直近の決算発表で業績が低迷したことを受け、市場の懸念を払拭しようとする狙いがあります。
ウォール街ではオープンエーアイやアンスロピックといった企業が開発するAI技術の向上により、既存のソフトウェア企業のビジネスモデルが脅かされるとの懸念から、関連銘柄に対する懐疑的な見方が強まっています。
IBMの株価も今年に入り約30パーセント下落しており、特にメインフレーム関連の売上が大きく落ち込んだことが影響しています。
クリシュナ氏は同社のソフトウェアの大部分はAI導入の基盤を整えるインフラとして機能するため、今後は追い風になると主張しています。
また一部の老朽化した製品はAIに置き換わるリスクがあることを認めつつ、今後はメインフレームの需要回復とともに業績も追いついてくると強調しています。
同社は2026年のフリーキャッシュフローに関する見通しを維持したものの、ソフトウェア部門の年間売上高の成長率見通しを下方修正するなど、厳しい局面が続いています。
AI時代におけるIBMの成長と注目ポイント
- IBMのアービンド・クリシュナCEOは、自社ソフトのわずか2%しかAIで代替されず、残りはAI活用のためのインフラとして追い風になると強調しました。
- 第2四半期はメインフレーム部門の低迷が響き、収益が減少しました。背景には、AIチップ需要によるメモリ高騰で顧客が予算配分を見直した影響があります。
- 業績見通しについて、ソフトウェア売上高の成長率予測を下方修正しました。一方で、延期された案件の多くは年内に回復すると強気の姿勢を示しています。
IBMの構造改革と業績変化の分析・解説
アイビーエムが直面しているのは、単なる一時的な業績不振ではなく、レガシーインフラからAI駆動型経済への「収益源の移行期」における構造的な摩擦です。
経営陣がソフトウェアの代替可能性をわずか2パーセントと主張する真意は、同社製品をアプリケーション層ではなく、AI時代の不可欠な「土管(インフラ)」として再定義することで、投資家の恐怖心を鎮めたいという狙いにあります。
しかし、コボルなどの言語をAIが容易に現代化できるようになった今、かつてのメインフレームが支えてきた収益モデルは、明らかに「置換の圧力」に晒されています。
今後は、AIの普及に伴うメモリ価格高騰の影響が和らぎ、ハードウェアの更新サイクルが再び回り出すまでの1〜2年、アイビーエムは厳しい過渡期を過ごすことになります。
重要なのは、既存顧客が単なる維持保守からAI活用へ予算を完全にシフトさせた時、同社が「インフラベンダー」として適正な付加価値を価格に転嫁し続けられるか否かという点です。
この試練を乗り越えられなければ、同社は歴史的なシステムを支えるだけの存在へと縮小し、成長の果実を純粋なAIネイティブ企業に奪われるシナリオが現実味を帯びてくるでしょう。
※おまけクイズ※
Q. IBMのアービンド・クリシュナCEOが、AIに代替される可能性があると述べた同社ソフトウェアの割合は?
ここを押して正解を確認
正解:2パーセント
解説:記事の序盤で言及されています。
まとめ

IBMのクリシュナCEOは、自社ソフトのAI代替はわずか2%で、むしろAI時代のインフラとして成長の追い風になると強調しました。業績の低迷が続く中、市場の不安を払拭したいという狙いが見えます。ただ、レガシーシステムからAI経済へ移行する過渡期の今、同社が「AIの土管」として確固たる地位を築けるかは未知数です。厳しい局面ではありますが、AI活用へ予算がシフトする中でIBMが真の付加価値を示せるか、今後の動向に注目しています。
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