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インド系移住者向けの送金アプリAboundが1400万ドルを調達、成長戦略とは

概要

Aboundは、2023年にTimes Internetから分社化された送金アプリで、初の外部資金調達ラウンドで1400万ドルを調達しました。

同社はアメリカのインド系移住者をターゲットにしており、世界の送金市場でインドは14.3%のシェアを持つことが確認されています。

CEOのNishkaam Mehta氏は、インド系移住者は裕福でありながら、ニーズに合ったサービスが不足していることを指摘しました。

Aboundは、ユーザーがインドに送金し、報酬やキャッシュバックを得られるサービスを提供しています。

さらに高利回りの貯蓄や投資機会、国際的な信用ソリューションも提供予定です。

同社は500,000以上の月間取引ユーザーから150百万ドル以上の送金を処理し、毎月の収益は50%増加しています。

Aboundは、アメリカに特化した銀行商品がないことを大きなビジネスチャンスと捉えています。

競争が激しい送金市場で、Aboundは競争力のある為替レートと報酬を提供することで差別化を図っています。

現在、インドを中心に展開を進め、将来的にはカナダやシンガポール、UAEなどへの進出を計画しています。

ポイント

  1. Aboundは、2023年にスタートし、米国のインド人移住者向けに14百万ドルの資金を調達。
  2. インドへの送金が増加する中、Aboundは「スーパアプリ」としての展開を目指す。
  3. 競争の激しい市場で、Aboundは特典やキャッシュバックを提供し優位性を確立。

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参照元について

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