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Dropboxのエリック・コックス最高顧客責任者が辞任へ、後任は未定

概要

Dropboxの最高顧客責任者エリック・コックスが辞任する意向を示したことが、金曜日にSECに提出された文書で明らかになりました。

コックスは、移行を支援するために「一定期間」現在の役割に留まるとされ、その後は8月中旬まで「非執行」社員として活動を続ける予定です。

後任についての情報は文書には記載されていません。

コックスは2023年11月にVimeoからDropboxに入社し、COOとして営業、顧客成功、データ、戦略、運営を監督していました。

それ以前は、Adobeで19年間にわたり様々な役割を担い、アメリカのデジタルメディアの販売リーダーやビジネス向けデジタルメディアのVPを務めていました。

Dropboxは最近厳しい状況に直面しています。

最新の四半期では、アナリストの予想を上回る純利益と収益を報告したものの、収益成長は鈍化し、現在の四半期の予測はウォール街の期待を下回りました。

同社の株価は年初から約8%下落しています。

Dropboxは昨年10月に、従業員の20%にあたる約528人を解雇する計画を発表し、積極的な再建策を進めています。

また、収益を促進するためにAI技術の活用を強化しており、最近ではAIを活用したスマート組織および検索ツール「Dropbox Dash」を企業向け機能で拡張しました。

ポイント

  1. Dropboxの顧客担当最高責任者エリック・コックスが辞任予定。
  2. コックスは2023年11月にDropboxに入社し、以前はVimeoのCOOを務めた。
  3. DropboxはAI技術を活用し、収益向上を目指している。

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