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UNFIサイバー攻撃からの回復進行中、北米の食品店で品薄状態続く

概要

食品流通大手のユナイテッド・ナチュラル・フーズ(UNFI)は、約2週間前に発生したサイバー攻撃からの回復に「重要な進展」を遂げていると発表しました。

北米の多くの食料品店がこの流通業者に依存しており、食料品の不足が報告されています。

UNFIは、顧客が食料品店やスーパーマーケットの注文を行うために使用する電子注文システムの復旧を進めていると述べました。

同社は、米国とカナダの30,000以上の店舗に新鮮な農産物やその他の製品を提供していますが、6月5日にサイバー攻撃を受け、その数日後に公表しました。

攻撃の具体的な内容は明らかにされていませんが、全ネットワークをシャットダウンして事態を収束させたと報告されています。

この影響で、顧客の注文を大規模に履行・配布することができなくなっています。

特に影響を受けているのはホールフーズで、UNFIを「主要な流通業者」として利用しています。

ホールフーズの店舗では、UNFIの障害により棚の不足が発生しており、カリフォルニアの店舗では数日間特定の商品が見当たらないと従業員が語っています。

ホールフーズは、できるだけ早く棚を復旧させる努力をしていると述べていますが、通常の出荷がいつ戻るかは明言していません。

地元の食料品店や大手スーパーマーケットでも、さまざまな程度の混乱が続いていると報告されています。

また、米国防総省が運営する食料品店でも影響が出ており、空の棚や遅延した出荷が見られます。

UNFIは、回復のタイムラインをまだ提供していません。

ポイント

  1. UNFIはサイバー攻撃からの回復に「重要な進展」を報告している。
  2. Whole Foodsなどの店舗で食料品の不足が続いている。
  3. 国防総省の店舗もUNFIの影響を受け、配送に遅れが生じている。

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