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概要
インドの銀行業界はデジタル化が進む一方で、コーポレートバンキングはまだ遅れをとっており、手作業や紙ベースの業務、スプレッドシートに依存しているケースが多い。特に中小企業(SME)の約75百万社が、より現代的な金融インフラの恩恵を受けられる潜在力を持っているにもかかわらず、新たなコアバンキング基盤の整備は遅れている。インドのB2Bフィンテック市場は、2030年までに200億ドルに拡大する見込みで、多くの競合は支払い、融資に焦点を当てているが、コアバンキングのインフラにはあまり重点を置いていない。ムンバイ拠点のスタートアップ、TransBnkは、「共通運用システム」と呼ばれるプラットフォームを提供し、複数の銀行と連携しながら企業がトランザクションや資金管理を一元化できるサービスを展開している。2022年設立の同社は現在、約60の銀行と提携し、40行が統合済みで、220の顧客を擁する。最近の資金調達ラウンドでは、Bessemer Venture Partnersを含む投資家から総額約25億ドルの資金を獲得、今後はインド国外や東南アジア、中東に進出し、不動産や製薬、再生エネルギーなどの分野にも拡大を目指す。実績として、昨年12倍以上の収益成長を遂げ、月間約1億1000万件の取引を処理し、80%の粗利率を誇る。同社のバリュエーションは前ラウンドの7倍に拡大している。
ポイント
- インドの企業向け銀行業務は紙ベースや手作業のため効率化が遅れている。TransBnkは統合プラットフォームで解決を目指す。
- 国内未開拓のコーポレートバンキング市場は成長余地が大きく、20億ドル規模のB2B fintech市場が見込まれる。
- TransBnkは多銀行と連携し、APIなど基盤のマイクロサービスを提供、急成長と海外展開を計画している。
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