概要

ネットワーク大手のシスコは、リアルタイム翻訳サービスを提供する消費者向けスタートアップEzDubsを買収したと発表した。EzDubsは2023年に創業され、シスコの音声AIグループでの経験があるカリーム・ナッサー氏が共同創業者の一人で、4.2百万ドルのシード資金を調達していた。

シスコは、EzDubsの技術を自社のコミュニケーションプラットフォーム「Cisco Collaboration」に統合する計画を発表。これにより、Webexなどのビデオ通話やメッセージングで、リアルタイム翻訳機能が提供される予定だ。また、同技術はパートナーや開発者にも提供される可能性がある。

EzDubsは、30以上の言語に対応した通話翻訳機能を提供していたが、2023年12月15日をもって消費者向けアプリを終了する。最近では、翻訳市場が約400億ドルの規模で成長しており、企業向けコミュニケーション市場に注力する動きが見られる。

ポイント

  1. CiscoがEzDubsを買収、リアルタイム翻訳技術をCisco Collaborationに統合予定
  2. EzDubsは消費者向けアプリを終了し、企業向けの翻訳技術にシフト
  3. 最近、翻訳技術の企業向け市場に注目が集まり、買収が相次いでいる

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