2025年の米国AI投資急増と前年超える資金調達事例の振り返り
概要
2024年の米国AI業界は資金調達の面で非常に活発であり、49社が1億ドル以上の資金調達を達成した。特に、3社が複数の「メガラウンド」を行い、7社は10億ドル超のラウンドを実施している。今年は既に2024年並みの資金調達実績を見せており、特に複数回の大規模資金調達を行った企業が増加している。11月には、CursorのAnysphereが23億ドルの評価額で資金調達し、11月12日にはAIエージェント基盤のParallelが1億ドルのシリーズAを実施、同月には医療AIのHippocratic AIも1億2600万ドルのラウンドを完了した。10月には、Fireworks AIが2億5000万ドルを調達し4億ドルの評価に達したほか、UniphoreやSesameなども大規模な資金調達を行っている。9月には、AI科学者を目指すPeriodic Labsが3億ドル、Cerebras Systemsが11億ドルの巨大な資金を獲得。OpenEvidenceやReflection AI、EvenUpなども大量資金を調達し、市場の勢いが続いている。8月はEliseAIやDecartなどが巨額資金を得ており、7月にはFalやAmbience Healthcareが1億ドル超のラウンドを実施、OpenEvidenceやHarmonicも急成長した。6月には、AbridgeやKleiner Perkinsと提携したHarveyなど複数の企業が巨額資金を調達し、評価額も数十億ドルに膨らんでいる。2025年は2024年と並ぶペースでの資金調達が続き、AI市場の活況は続く見込みだ。
ポイント
- 2024と比較し、2025は既に同規模の資金調達を超え、多回数調達も増加している。
- 11月から9月にかけ、AIスタートアップが数億ドル規模の資金を多額調達している。
- 大型ラウンドの例として、Cursorの2.3億ドル、Cerebrasの1.1億ドルなどが挙げられる。
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