AIブームでデータセンター建設労働者の給与が25〜30%アップ、特典も充実

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概要

AIブームに伴い、巨大データセンター建設に携わる建設労働者の給与が急上昇している。
ウォール・ストリート・ジャーナルによれば、データセンター建設に転職した労働者は以前の仕事より25～30％高い給与を得ており、場合によってはそれ以上になることもある。
オハイオ州コロンバスのデモンド・チャンブリスは、小規模な石膏ボード事業から200人の労働者を監督する現場管理者に転身し、年収10万ドル以上を稼いでいる。
オレゴン州の電気安全専門家マーク・ベナーは年収22万5000ドル、バージニア北部の電気技師アンドリュー・メイソンは6か所のデータセンターで200万ドル以上を管理している。
給与の高さだけでなく、企業は暖房付き休憩テント、無料ランチ、日次インセンティブ、リモート管理などの特典も提供している。
ある現場では1日100ドルのインセンティブが支給され、積み重なると大きな額になる。
この人材急増は、アマゾンやグーグル、マイクロソフトなどが数百の新データセンター建設を競う中、約43万9000人の熟練労働者不足とぶつかっていることが背景にある。