【衝撃】77万年前の化石が決定的!ホモ・サピエンスの起源はアフリカ、モロッコで新証拠
モロッコ化石発見のニュース概要
モロッコで発見された77万3000年以上前の化石が、ホモ・サピエンスの起源がアフリカにあるという説を補強する結果となった。
これまで、30万年以上前の最古のホモ・サピエンス化石は、マラケシュの北西にあるジェベル・イルフードで発見されていた。
ネアンデルタール人は主にヨーロッパに生息し、デニソワ人はアジアを移動していたため、ホモ・サピエンスとこれらの近縁種との共通祖先が誰だったのかという謎が残されていた。
この分岐は、55万年から75万年前頃に起こったと考えられている。
これまで、その頃の主要なホミニン化石はスペインのアタプエルカで発見されていたが、今回の発見により、アフリカの化石記録の空白が埋められた。
モロッコの都市カサブランカにある洞窟で1969年に発見された化石(椎骨、歯、顎の断片)の年代測定に成功したのである。
特に2008年に発見された細い下顎の骨は、その小ささから研究者を困惑させていた。
研究チームは、地球の磁場が反転した時期(約77万3000年前)を利用して、化石の年代を非常に正確に特定することに成功した。
この発見は、アフリカにおけるホモ・サピエンスの祖先が存在したことを明確にし、ホモ・サピエンスとネアンデルタール人/デニソワ人の共通祖先の起源もアフリカにあるという考えを支持する証拠となった。
カサブランカの化石は、ホモ・エレクトゥス、私たちホモ・サピエンス、そして近縁種の特徴を併せ持っている。
中東はアフリカからのホミニンの主な移動ルートと考えられているが、海面低下によって北アフリカとシチリア、またはジブラルタル海峡を渡ることも可能だった可能性がある。
ホモ・サピエンス起源の注目ポイント
- ホモ・サピエンスの起源はアフリカである可能性を、77万3千年前のモロッコの化石が裏付けている。
- 約55万~75万年前の分岐時期に、ホモ・サピエンスと近縁種(ネアンデルタール人など)の共通祖先が存在した。
- モロッコの化石発見により、アフリカにおけるホモ・サピエンスの進化の空白期間が埋められ、起源に関する議論に新たな視点をもたらした。
人類進化の分析・解説
モロッコで発見された77万年以上前の化石は、ホモ・サピエンスの起源がアフリカにあるという説を補強するものである。
これまで、この時期のアフリカにおけるホミニン化石の記録が不足しており、ホモ・サピエンスがアフリカ外で誕生し、その後アフリカに戻った可能性も議論されていた。
今回の発見は、その空白を埋め、アフリカにホモ・サピエンスの祖先が存在したことを明確に示す。
化石の年代測定には、地球の磁場逆転の記録が利用され、非常に精度の高い年代特定を可能にした。
この研究は、ホモ・サピエンスとネアンデルタール人、デニソワ人の共通祖先もアフリカに存在した可能性を示唆している。
中東がホミニンのアフリカからの主要な移動ルートと考えられているが、海面変動により北アフリカと南ヨーロッパ間の交流も存在した可能性がある。
今回の発見は、人類進化の理解を深め、さらなる研究を促す重要な一歩となる。
※おまけクイズ※
Q. 記事の中で、ホモ・サピエンスとネアンデルタール人/デニソワ人の共通祖先の起源がどこにあるという考えを支持する証拠となったのは、どこで発見された化石?
ここを押して正解を確認
正解:モロッコ
解説:記事の終盤で、モロッコの化石発見が、ホモ・サピエンスとネアンデルタール人/デニソワ人の共通祖先の起源もアフリカにあるという考えを支持する証拠となったと述べられています。




