概要
WhatsAppは、チャット、通話、チャンネルに関する新機能を発表し、ユーザーのメッセージングと通話体験を向上させることを目指しています。
新たに追加された「オンライン」インジケーターは、グループチャットの上部に表示され、現在チャット中の人数を示します。
グループチャットでは、特定の通知を強調表示する機能も追加され、「Notify for」設定を使って、@メンションや返信、保存した連絡先からのメッセージの通知を制限できます。
iPhoneユーザーは、文書をスキャンして送信するオプションも利用可能で、添付オプションから「文書をスキャン」を選択し、手順に従って文書をスキャン、トリミング、保存できます。
さらに、iPhoneユーザーはWhatsAppをデフォルトのメッセージングおよび通話アプリとして設定でき、ビデオ通話中にピンチでズームインすることも可能です。
ビデオ通話の技術もアップグレードされ、より信頼性が高く高品質な通話が実現され、通話の切断や映像のフリーズが減少する見込みです。
グループチャットでイベントを作成する機能は以前からありましたが、1:1の会話でもイベントを作成できるようになり、RSVPの「多分」やプラスワンの招待、終了日時の追加、イベントのピン留めが可能になります。
また、進行中の1:1通話にチャットスレッドから参加者を追加することもでき、画面上部の通話アイコンをタップして「通話に追加」を選択します。
チャンネルには3つの新機能が追加され、管理者はフォロワーと短い動画を共有したり、チャンネルに直接リンクするQRコードを共有できるようになります。
さらに、音声メッセージの更新を文字で要約して受け取ることができ、移動中でも個別のメッセージを読むことなく最新情報を把握できます。
ポイント
- グループチャットにオンライン表示機能が追加され、参加者数が確認可能。
- 新通知設定で特定の@メンションや連絡先からの通知を絞り込める。
- ビデオ通話の品質向上や1:1会話でのイベント作成機能が強化された。