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Stripeが顧客を管理会議に招待し新たなフィードバックを得る戦略とは

概要

デジタル決済プラットフォームのStripeは、顧客を管理チームの会議に参加させ、率直なフィードバックを得る取り組みを行っていると、共同創業者のパトリック・コリソンが述べた。

彼は4月8日にXに投稿し、会議の最初の30分に顧客が参加し、約40人のリーダーが出席することを明らかにした。

コリソンは「既に多くの顧客フィードバックの仕組みがあるが、新たな考えや調査を促す」と述べている。

Stripeは2010年に設立され、現在は世界で最も評価の高いプライベートフィンテック企業とされており、最近の評価額は915億ドルに達している。

過去には、スタートアップから大手顧客に焦点を当てすぎているとの不満もあったが、2024年の決済量は1.4兆ドルに成長し、前年から38%増加した。

また、Stripeはフォーチュン100企業の半数に利用されており、スタートアップから大企業へと成長したことを示している。

コリソンはCloudflareのCTOからの招待についての質問に対し、「ぜひお声がけします」と返答した。

一方で、小規模ビジネスが置き去りにされているとの指摘もあり、ある投資家はサポートへの返信がないことを不満として挙げた。

この取り組みを称賛する声も多く、「文化を重要なことに集中させる」との意見もあった。

一方、イーロン・マスクは「良いアイデア」とシンプルに賛同の意を示した。

ポイント

  1. ストライプは顧客を会議に招待し、率直なフィードバックを得る新戦略を実施中。
  2. 2024年の決済量は前年から38%増の1.4兆ドルに成長、成功を収めている。
  3. 大手顧客への注力が批判される中、ストライプは中小企業の声にも耳を傾けるべき。

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