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Figmaが「Dev Mode」商標権でノーコードAI新興企業に警告状を送付し波紋広がる

概要

Figmaが人気のノーコードAIスタートアップLovableに対し、「Dev Mode」という名称の使用停止を求める差止め通知を送付したことがTechCrunchに確認された。Figmaは昨年「Dev Mode」を商標登録しているが、この用語自体はプログラマー向け製品で広く一般的に使われており、AppleやGoogle、Microsoftなども「developer mode」として類似の機能を持つ。Figmaはあくまで「Dev Mode」というショートカット表現を商標対象としているが、検索動向からは一般的な用語の特許化に疑問の声も多い。Lovableは今年2月に1500万ドルの資金調達を達成したが、国際的な法的争いはコスト面で負担となるため、名称変更が現実的との見方が強い。Lovableはテキストプロンプトでコード生成を行う「vibe coding」という新機能を開発し、Figmaの競合として台頭している。一方Figma側は他社製品との類似商標案件は送付せず、今回の措置は自社の市場優位性を示す狙いもあると見られる。Lovableの共同創業者は差止め通知をSNSで受け流す様子を見せており、業界内での緊張感が高まっている。

ポイント

  1. FigmaがLovableに「Dev Mode」の使用停止を求める内容証明を送付した。
  2. 「Dev Mode」は一般的な用語であり、商標化に異議を唱える声もある。
  3. Lovableは「vibe coding」の新興企業で、Figmaの競合として注目されている。

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