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Cursorがウェブアプリを発表、AIコーディングエージェントの管理がブラウザで可能に

概要

Cursorの開発会社であるAnysphereは、火曜日にブラウザから直接コーディングエージェントを管理できるウェブアプリをリリースしました。
この新機能は、開発者が主に利用している統合開発環境(IDE)を超える次の大きな一歩です。
当初はAI搭載のIDEのみを提供していましたが、より多くの場所に製品を展開し、エージェントを活用した体験を拡大しています。
5月には、ユーザーの監督なしに自律的にコーディング作業を行うバックグラウンドエージェントを導入し、6月にはSlack連携も開始しました。
これにより、ユーザーは自然言語で指示を出し、ブラウザやスマホからエージェントにタスクを割り当てられるようになり、進行状況の監視や変更のマージも可能です。
Andrew Milichは、Slackとウェブアプリはユーザーの負担を軽減するための取り組みだと述べています。
Anysphereは、Cursorの年間収益が5億ドルを超え、多くのFortune 500企業(NVIDIA、Uber、Adobeなど)が利用していると発表しました。
同社は成長を受けて、月額200ドルのProプランも導入しています。
Cursorのバックグラウンドエージェントは、Slackやウェブからタスクを開始でき、エージェントが完了できない場合はIDEに移行して作業を続けられます。
すべての顧客がエージェントにアクセスできるわけではなく、無料プランのユーザーは対象外です。
他社もAIコーディングエージェントを展開していますが、Anysphereは慎重に開発を進め、理論だけでなく実践で成功する製品作りを重視しています。
AIの推論モデルの進歩により、2026年までにエンジニアの作業の20%以上をAIエージェントが担うと予測しています。

ポイント

  1. Cursorがウェブアプリを発表し、ブラウザからコーディングエージェントを管理可能に。
  2. 背景エージェントが自動でコーディングタスクを処理し、Slack統合も実現。
  3. Cursorは年間5億ドルの収益を達成し、Proプランを新たに導入。

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