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ActivisionがCoD:WWIIを一時停止、PC版の脆弱性で複数プレイヤーが被害

概要

Activisionは、「Call of Duty: WWII」のMicrosoft Store版をハッキングの問題で取り下げた。この問題は、PC版で特定のバージョンを利用していたプレイヤーが、コンピュータをハッキングされる事態を引き起こしたとされている。

先週、同社は「報告された問題」に対処するためにゲームをオフラインにしたが、その詳細については明かしていなかった。ゲームはGame Passでも利用可能であった。

内部関係者によると、ゲームがオフラインになったのは、ハッキング問題の修正作業を行うためだという。この問題は、「リモートコード実行(RCE)」という脆弱性に関連しており、ハッカーが悪意のあるソフトウェアを利用してプレイヤーのPCを制御できる状態を引き起こしていた。

Activisionは、Steam版ではなく、Microsoft StoreとGame Pass版に限って対応を取った。これはこれらのバージョンに古い脆弱性が含まれており、他のバージョンでは修正されていたためだ。

過去数年で、Activisionは複数のハッキング事件に対応してきた。これには、Call of Dutyのアンチチートシステムの脆弱性による問題や、情報窃取型マルウェアを使った攻撃が含まれる。

ポイント

  1. ActivisionはPC版「CoD: WWII」の脆弱性悪用によるハッキング被害でMicrosoft Store版を一時停止。
  2. 古い未修正の脆弱性がMicrosoft StoreとGame Pass版にのみ残り、他バージョンは影響なし。
  3. 近年の度重なるハッキング被害の一方で、Activisionはサイバーセキュリティ部門の人員削減を実施。

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