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Databricks:1000億ドル評価の新ラウンドとAIデータベース事業強化

概要

Databricksは、約10億ドルの資金調達に成功し、評価額は1000億ドルに迫る新ラウンドを締結中であることが確認された。これは、WSJが最初に報じたもので、過剰な需要によりかなりの上乗せで資金調達が行われたとされている。今回のラウンドは、過去最大規模の資金調達を経て、同社が追加の資金を必要としなかったため、株式の売却は抑えられた。リード投資者はThriveとInsight Partnersで、これまでに合計約200億ドルの資金を調達している。今回の資金は、AIエージェント向けのデータベース「Lakebase」の拡充と、AIエージェントプラットフォーム「Agent Bricks」の開発に投入される予定である。Ghodsi CEOは、AIエージェントがデータベースの80%を占め、今後99%に達するとの予測を示し、従来のデータベース市場に新たな変革をもたらす狙いを明かした。LakebaseはオープンソースPostgresを基盤とし、コスト効率の高い分離型コンピュートとストレージを特徴とする。さらに、Agent Bricksは、企業のルーチン作業を担当するエージェントを提供することで、市場のニーズに応え、競争優位を獲得しようとしている。Ghodsiは、AI人材獲得のコスト上昇に対応すべく、資金を確保して競争に備えていることも述べている。

ポイント

  1. Databricksは約100億ドルの資金調達を締結し、$20億超の資金を集めている。新ラウンドは過剰応募でリード投資家はThriveとInsight Partners。
  2. 調達資金はAIエージェント用データベース「Lakebase」とAIエージェントプラットフォーム「Agent Bricks」の開発に投資される予定。
  3. GhodsiはAIユーザの増加を背景に、データベース市場の破壊を狙い分散コンピュートとストレージの差別化を重視している。

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