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Spotify、ついに有料ユーザー向け高音質ロスレス音楽配信を世界50カ国で提供開始

概要

Spotifyがついに有料会員向けに高音質・ロスレス音楽配信を開始する。

2021年にCDクオリティのHi-Fiティア導入を発表したが、ライセンス問題などで延期が続き、昨年CEOは「ロスレス配信の初期段階」と説明していた。

アプリ内のコード解析や報道では、より高価なロスレスティアの準備も示唆されていた。

今回、最大24ビット/44.1kHzのFLAC形式で音源を提供し、50カ国以上で10月までに順次展開、オーストラリア・ドイツ・日本・米英などではすでに利用可能になっている。

ユーザーは通知を受け取り、「設定とプライバシー」からWi-Fiやモバイル通信、ダウンロードの音質を「ロスレス」に変更できる。

端末ごとに個別設定が必要で、Bluetooth接続では帯域制限のためロスレス再生不可。

Wi-Fi利用の際はSpotify Connect経由で対応機器へ再生可能。

ファイルサイズ増加により、データ使用量の管理も可能となった。

サービス提供の遅れでApple MusicやAmazon Musicと差がついたが、Spotifyはほぼ全楽曲(1億曲)で対応予定としている。

ポイント

  1. Spotifyがついにプレミアムユーザー向けに24-bit/44.1kHzのロスレス音質配信開始。
  2. 設定画面で「ロスレス」を選択すれば、各デバイスで個別に有効化できる。
  3. AppleやAmazonに後れを取る形になったが、約1億曲のほぼすべてが対応。

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