米国発クオンタムコンピューティング企業QuEraが2億3000万ドルの資金調達に成功

概要

米国のボストンに拠点を置く量子コンピューティングスタートアップ、QuEraは、Googleやソフトバンクなどから2億3,000万ドルの資金調達を発表しました。この資金は、次の3～5年で実用的な完全量子コンピュータを構築するために使用されます。今回の資金調達はエクイティ（株式）ではなく、将来のエクイティラウンド時に株式に変換されるコンバーティブルノート形式です。QuEraは既に収益を上げており、日本への4,100万ドルの量子コンピュータの販売やAWS経由でのクラウドサービス提供が主な収益源です。今回の資金調達により、QuEraは量子コンピュータの研究開発を加速し、エラー修正技術の改善を目指します。QuEraのCEO、アンディ・オリー氏は、今回の資金調達を「非常に大きな増額」と評価しています。最近の量子コンピューティングスタートアップの資金調達ラッシュの一環として、QuEraもその一翼を担っています。

ポイント

1. QuEraはGoogleやソフトバンクから2億3,000万ドルの資金を調達し、実用的な量子コンピュータを開発予定
2. 資金はコンバーティブルノート形式であり、将来のエクイティラウンド時に株式に変換される
3. 同社は既に収益を上げており、日本への量子コンピュータ販売やAWSでのクラウドサービスを提供中

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