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WhatsApp、EUのデジタル市場法に基づく第三者チャット機能を欧州で提供開始

概要

Metaは金曜日、ヨーロッパでWhatsAppのサードパーティチャット統合を発表した。EUのデジタル市場法(DMA)に基づき、ヨーロッパのユーザーに対して、相互運用可能なサードパーティのメッセージングサービスとのチャットオプションを提供する必要がある。

「BirdyChat」および「Haiket」のユーザーとの直接的なチャットが、これからヨーロッパ全域で利用可能になる。これにより、MetaはDMAの相互運用性要件に対応する重要なマイルストーンを達成する。

サードパーティの統合に参加したユーザーは、メッセージや画像、音声メッセージ、動画、ファイルの共有が可能になる。グループ機能は、パートナーが対応する準備が整い次第利用可能となる予定。

数ヶ月以内に、ヨーロッパのユーザーには「設定」タブでサードパーティアプリとの接続方法に関する通知が表示される。サードパーティ統合は、AndroidおよびiOSのみに対応し、デスクトップやウェブ、タブレットでは利用できない。

サードパーティとの接続は任意であり、ユーザーはいつでもチャットのオンオフを切り替えることができる。Metaは、BirdyChatおよびHaiketとの3年間の協力に基づき、この機能を開発したと述べている。

また、サードパーティのメッセージングはWhatsAppと同じエンドツーエンドの暗号化を使用し、ユーザーにはWhatsAppとサードパーティチャットの違いについて理解できるよう配慮されている。

ポイント

  1. MetaはWhatsAppで第三者チャットの統合を開始し、ユーザーがBirdyChatやHaiketと直接やり取りできるようになる。
  2. 第三者チャットはAndroidとiOSで利用可能、デスクトップやタブレットでは未対応。
  3. MetaはDMAの要件に従い、BirdyChatとHaiketとの連携を3年間の協力の成果として実現。

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