セールスフォース業績のニュース概要

セールスフォースの株価は、顧客サービスソフトウェアの好調な業績と長期的な収益目標の引き上げにもかかわらず、水曜日の取引時間外で3%下落した。
これは、2027年度の収益見通しがウォール街の予測を下回ったことが要因となっている。
同社の1株当たり利益は調整後で3.81ドルとなり、予想の3.04ドルを上回った。
売上高は112億ドルで、予想の111億8000万ドルをわずかに上回った。
2024年1月31日に終了した第4四半期の売上高は前年比12%増加し、2年ぶりの高い成長率を記録した。
セールスフォースは、自社株買いに500億ドルを割り当てた。
純利益は19億4000万ドル、1株当たり2.07ドルとなり、前年の17億1000万ドル、1株当たり1.75ドルから増加した。
来年の収益として認識される未認識の契約収益と未請求額の合計である、現在の残存パフォーマンス義務は351億ドルで、ストリートアカウントのコンセンサスである345億3000万ドルを上回った。
2025年度第1四半期のガイダンスでは、調整後1株当たり利益は3.11ドルから3.13ドル、売上高は110億3000万ドルから110億8000万ドルと見込まれている。
アナリストがまとめたLSEGの予想は、1株当たり3.00ドル、売上高は109億9000万ドルだった。
2027年度については、調整後1株当たり利益は13.11ドルから13.19ドル、売上高は458億ドルから462億ドルと予測しており、10%から11%の成長が見込まれる。
LSEGのコンセンサスは、1株当たり13.12ドル、売上高は460億6000万ドルだった。
同社は、2030年度の売上高を630億ドルと見込んでおり、10月に提示した600億ドル以上の目標から上方修正した。
LSEGの調査対象アナリストは590億7000万ドルを予想していた。




セールスフォースの注目ポイント

  1. セールスフォースの第4四半期の売上高は12%増と、2年ぶりの高い成長率を記録。
  2. 2027年度の売上高見通しはウォール街予想を下回ったものの、調整後EPSは市場予測を上回る。
  3. 自社株買いに500億ドルを配分し、2030年度の売上高目標を630億ドルに引き上げた。

株価と業績の分析・解説

Salesforceの2026年1月20日時点の業績は、市場の期待を一部上回る結果となった。
特に、調整後一株当たり利益はアナリスト予想を大幅に上回った。
売上高も予想をわずかに上回っており、過去2年で最も高い成長率である12%を記録した。
しかし、2027年度の売上高見通しはウォール街の予測を下回ったため、株式市場では一時的に下落が見られた。

同社の強みは、顧客サービスソフトウェアにおける確固たる地位と、クラウドサービスの需要増加に支えられた成長である。
また、500億ドルの自社株買い枠を設定したことも、株主還元への姿勢を示すものとして評価されている。
残存パフォーマンス義務額が351億ドルと高水準にあることは、将来の収益を確保していることを示唆する。

今後の展望としては、AIの活用による更なる効率化と、データ分析サービスの強化が期待される。
2030年度の売上高目標を630億ドルに引き上げたことは、長期的な成長への自信の表れと言える。
ただし、競争激化やマクロ経済の変動リスクも考慮する必要がある。
GDP成長率の鈍化などが、今後の業績に影響を与える可能性も否定できない。

※おまけクイズ※

Q. 記事の中で、セールスフォースが自社株買いに割り当てた金額はいくらですか?

ここを押して正解を確認

正解:500億ドル

解説:記事の本文中に「セールスフォースは、自社株買いに500億ドルを割り当てた。」と記載されています。




詳しい記事の内容はこちらから

参照元について