ラ・サピエンツァ大学ランサムウェア攻撃・システム停止の概要

ローマのラ・サピエンツァ大学は、約12万人の学生を抱える欧州最大級の大学で、3日間システムが停止したと発表した。
大学はサイバー攻撃を受けたとして予防的に全システムを停止し、現在バックアップからの復旧作業を進めているが、メールやワークステーションは一部利用制限が続く。
同大学のウェブサイトは依然として閲覧できない状態である。
イタリアの日刊紙イル・コリエッレ・デラ・セラは、今回の障害がランサムウェア攻撃によるものと報じ、犯行グループは「フェムウォー02」とされ、2023年に発見されたバブロック(別名ロルシャッハ)マルウェアを使用したと伝えた。
ハッカーは72時間のカウントダウン付きで身代金支払いリンクを送付したが、大学側は支払いの有無を明らかにしていない。
イタリア国家サイバーセキュリティ機関(ACN)は捜査中であるが、詳細は未公表だ。
大学は試験は通常通り実施するとし、受講登録は教授へ直接行うよう指示し、キャンパス内に情報提供拠点を設置した。
大学への問い合わせは、非業務用デバイスからロレンゾ・フランチェシ・ビッカライへSignalやTelegram等で連絡できると掲載されている。




ランサムウェア攻撃が大学システム停止を招くの注目ポイント

  1. ローマのラ・サピエンツァ大学のシステムがランサムウェア攻撃で約3日間停止し、メール等が部分的に制限された。
  2. 大学はバックアップから復旧を進め、試験は通常通り実施し、学生向けにキャンパス内に情報提供拠点を設置した。
  3. 攻撃は「Femwar02」ギャングが2023年発見のBabLock(Rorschach)マルウェアを使用したと報じられている。
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BabLockマルウェア事例が示す大学サイバー防御の分析・解

ラ・サピエンツァがランサムウェアで三日間システム停止し、大学のIT防御の脆弱性を露呈した。
犯行は新興ギャング・フェムワーゼロツーがバブロックマルウェアを使用したと報じられ、サイバー攻撃手法の高度化を示す。
バックアップから復旧を進めても、試験手続きの手動化や情報伝達の混乱が学務運営に短期的な混乱を招く。
イタリア国家サイバーセキュリティ庁ACNの捜査が進むが、国際的な情報共有体制の不足が被害拡大リスクを残す。
今後はゼロトラスト導入と共通脅威情報プラットフォームの整備が急務となり、予算と人材確保が大学全体の課題になる。

※おまけクイズ※

Q. 記事の中で言及されているランサムウェアの名前はどれですか?
① バブロック(Rorschach)
② WannaCry
③ NotPetya

ここを押して正解を確認

正解:バブロック(Rorschach)

解説:記事では、犯行グループが2023年に発見されたバブロック(別名ロルシャッハ)マルウェアを使用したと報じられています。




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参照元について

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