MetaとRay-Banが夏に先進AI機能搭載スマートグラスを米加で展開開始

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概要

GoogleがGoogle Glassの復活を模索する中、Metaは今夏にメタと提携したRay-Banスマートグラス向けに新たなAI機能を米加で展開する。スマホ連携のMeta Viewアプリから「Hey Meta, start live AI」で眼鏡越しの視界をMeta AIにライブ配信し、見ている物について会話形式で質問や問題解決が可能となる。例えば、パントリー内の在庫からバターの代用品を提案する機能も例示された。ライブAIなしでも対象物の詳細質問ができるほか、「Hey Meta, start live translation」コマンドで英仏伊西語のリアルタイム翻訳が可能。スピーカーで訳音声が流れ、翻訳テキストをスマホ表示もできる。プライバシー面では録画ランプ表示で周囲に記録中を知らせるが、ユーザー情報の第三者提供は登録・同意が必要とされる。録画用途の同意設定や映像の法的証拠不使用も指摘されている。さらに音声コマンドでInstagram投稿やメッセンジャー送信、Amazon Music・Apple Music・Spotifyの再生対応も予定。機能は春夏に順次実装され、EU向け物体認識アップデートも間もなく導入される見込みだ。