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韓国AIチップ企業FuriosaAI、LG AIプラットフォームEXAONEとの提携発表

概要

韓国のAIチップスタートアップFuriosaAIは、LG AI ResearchのEXAONEプラットフォームを利用する企業にAIチップ「RNGD」を供給するパートナーシップを発表した。RNGDは大規模言語モデルに最適化されており、LGの次世代AIモデルEXAONE 4.0との連携が進んでいる。この協力は、電子機器、金融、通信、バイオテクノロジーなどの分野に多様な用途で広がることが期待されている。

FuriosaAIは、Metaからの8億ドルの買収提案を断り、独立を選んだ。買収交渉が破談となったのは、価格問題ではなく、戦略や組織構造に関する意見の不一致が原因だ。CEOのPaik氏は、AIコンピューティングの持続可能性に貢献することが同社の使命であり、Metaとの買収交渉を進めるよりも新たなパートナーシップに注力することが重要だと述べている。

FuriosaAIは、LGのEXAONEと自社のRNGDが競合のGPUよりも優れた推論性能を発揮し、エネルギー効率も向上したと主張している。また、FuriosaAIのチップは、GPUのような汎用プロセッサではなく、AI専用に設計された専用ハードウェアである点が特長だ。

ポイント

  1. FuriosaAIがLGのEXAONE向けAIチップ供給で戦略的提携を発表
  2. Metaの買収提案を拒否し独立維持、AI計算の持続可能性を重視
  3. RNGDはEXAONEにてGPU比2.25倍の性能と高い省エネ性を達成

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