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Lovense、セキュリティ脆弱性でユーザーのメールアドレス漏洩とアカウント乗っ取りを防げず

概要

セキュリティ研究者BobDaHackerは、Lovense製品に存在する2つの重大な脆弱性が未修正であると指摘した。

1つ目は、アプリ使用時に他ユーザーのメールアドレスがネットワーク解析ツールで容易に取得できる点で、特にカムモデルなどのプライバシーに深刻な影響を及ぼす。

2つ目は、メールアドレスさえ分かればパスワード不要でアカウントを乗っ取れるという致命的な欠陥である。

Lovenseは修正に14か月を要すると主張し、即時対応を拒否したため、研究者は公表に踏み切った。

TechCrunchの検証でも脆弱性は再現され、Lovenseは一部修正済みと述べたが、ユーザーへの通知は未定。

この問題は2,000万人以上の利用者に影響を及ぼす可能性があり、IoT性玩具の安全性とプライバシー保護の重要性が改めて問われている。

ポイント

  1. Lovenseのアプリによりユーザーのメールアドレスが漏洩する不具合が判明
  2. メールアドレスだけでアカウントが乗っ取れる深刻な脆弱性も存在
  3. 修正に14ヶ月を要するとの対応に研究者が問題を公表

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