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グラマリー新AI搭載ドキュメントインターフェース登場多彩なツールも追加

概要

Grammarlyは、昨年買収した生産性スタートアップCodaの技術を基盤とした新しいドキュメント中心のインターフェースを導入しました。
このインターフェースには、AIアシスタントや学生・専門家向けのAIツール(AI採点・校正・引用検索)も搭載されています。
ブロックベースのレイアウトにより、表やリスト、ヘッダーなどの挿入が容易で、リッチテキストブロックも追加可能です。
サイドバーにはAIアシスタントが配置され、文章の要約や質問回答、執筆提案を行います。
また、「Reader Reactions」や「Grader」、「Citation Finder」、「Paraphraser」など、多彩なAIツールも用意されており、読者の反応や採点、引用生成、文章のトーン変更が行えます。
さらに、盗作やAI生成コンテンツを検知するエージェントも導入されており、精度向上に努めています。
ただし、AI生成の検出は完全ではないと認めつつ、市場最高の精度を追求していると説明しています。
同社は、これらのツールを通じて、学生にAIの適正な利用方法を教えつつ、AIでの執筆支援も行い、バランスを取っていると示しています。
今後もより多くのAIエージェントの開発を目指し、最近のメールクライアントSuperhumanの買収なども含め、積極的にAI技術を製品に統合しています。
また、2023年5月には一般的な投資家の資金調達として10億ドルを確保し、買収やマーケティング拡大に充てる計画も進行中です。

ポイント

  1. GrammarlyはCodaを基にした新しいドキュメントインターフェースを導入し、AI支援ツールを搭載。
  2. AIツールには添削、引用生成、読者反応など多彩な機能があり、コンテンツの評価や改良を支援。
  3. AI生成コンテンツ検出も強化し、学生教育とAI活用のバランスを図る方針を示している。

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