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Spotifyが活動・気分・ジャンルで音楽を探せる新スマートフィルターを海外プレミアム会員向けに提供開始

概要

Spotifyは、ユーザーの聴取体験をさらにパーソナライズできる新機能を導入した。
この機能により、ユーザーはライブラリ内の楽曲やプレイリストを活動内容、ムード、ジャンルごとにフィルターできるようになる。
また、フィルターを使えばオーディオブックやポッドキャストも簡単に検索可能で、AI DJとの新たなセッションもスタートできる。
スマートフィルターはまず米国、英国、オーストラリア、カナダ、アイルランド、ニュージーランド、南アフリカの一部プレミアム会員向けにモバイルとタブレットで展開され、数週間かけて順次拡大される見込みだ。
今年4月にはAIプロンプトでプレイリスト作成機能、5月には管理機能やカスタムカバーアートの作成も追加され、AI DJとの対話で選曲をパーソナライズする体験も可能になった。
Discover Weeklyの機能刷新など、近年は個別化機能の強化が進む。
一方で、ソーシャル機能や動画などの追加によりインターフェースが煩雑になり、ヘビーユーザーからは不満やストレスも出ている。
多機能化とアルゴリズム推しが一部ユーザー離れを招く要因ともなっているが、同社の成長は続き、直近の四半期では利用者数が前年比11%増の6億9600万人、サブスク会員も12%増の2億7600万人と堅調だ。

ポイント

  1. Spotifyが新たにスマートフィルター機能をモバイルで導入し、パーソナライズ強化
  2. 頻繁な新機能追加で個性化は進むが、UIの煩雑さに不満も増加している
  3. 利用者と有料会員の増加は続いており、直近で両方が約10~12%伸長

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