Salesforce、AIエージェントプラットフォーム「Agentforce 360」を発表、Slackとの統合強化

概要

Salesforceは、企業向けAI市場での競争を勝ち抜くため、AIエージェントプラットフォームの最新バージョン「Agentforce 360」を発表しました。

新しいAgentforce 360には、テキストによるAIエージェントの指示方法や、エージェントを構築・展開する新しいプラットフォーム、Slack向けのインフラなどが含まれています。特に注目すべきは、AIエージェントに柔軟な反応を可能にする「Agent Script」ツールです。

また、Slackとの統合が強化され、Salesforceの各アプリケーションがSlack内に表示されるようになります。さらに、Slackbotの新しいパーソナライズAIエージェントも導入予定です。

Salesforceは、2026年初頭にGmailやOutlook、Dropboxとの接続を予定しており、Slackを企業の検索ツールとして活用する考えです。

現在、企業はAIツールの投資対効果を見出せず苦しんでおり、Salesforceはその中での優位性を強調しています。

ポイント

1. Salesforceは新しいAIエージェントプラットフォーム「Agentforce 360」を発表し、企業向けのAIソフトウェア市場で競争力を高める。
2. 「Agent Script」ツールにより、AIエージェントの柔軟性が向上し、ユーザーは「if/then」状況に適切に対応できるようになる。
3. Slackとの統合が進み、Salesforceのアプリが直接Slackに表示されることで、企業の業務効率化をサポート。

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