概要
Appleファン歴が長く、昨年秋にiPhone 16にアップグレードした筆者は、iPhone 11からの移行でバッテリー寿命の向上やカメラ性能の改善、新たなバービーピンク色などの利点を期待していました。しかし、新たに追加されたカメラコントロールボタンが、使用体験を損ねる要因となっています。
iPhone 16シリーズでは、カメラコントロールボタンが新たに搭載され、カメラの起動や設定調整が可能となっています。このボタンは、感圧センサーとハプティックフィードバックを用いて、物理的なシャッターボタンのような操作感を再現しています。 ([itmedia.co.jp](https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/2409/10/news157.html?utm_source=openai))
しかし、筆者はこのボタンの位置や感度に不満を抱いており、誤ってカメラが起動してしまうことが多く、バッテリーの消耗や不意の写真撮影につながっています。また、カメラコントロールボタンを使用してカメラを起動する際、複数回のタップが必要であり、操作性に問題を感じています。
さらに、カメラコントロールボタンは、AppleのAI機能であるVisual Intelligenceと連携し、カメラを通じて現実世界の物体をスキャンし、情報を取得する機能を提供しています。しかし、筆者はこの機能を実用的でないと感じており、使用する意欲が湧かないと述べています。
筆者は、カメラコントロールボタンが不要であると感じており、設定から無効化することで、誤操作やバッテリー消耗の問題を解消しています。この経験を通じて、テクノロジー企業がAI機能を導入する際、ユーザー体験を損なわないよう慎重に検討する必要があると指摘しています。
ポイント
- iPhone 16のカメラコントロールボタンは、誤操作や反応の遅延が多く、ユーザーから不満が寄せられています。
- ボタンの位置が高すぎて、片手での操作が難しく、特に左利きのユーザーにとって使いにくいとの声があります。
- Appleはソフトウェアアップデートで不具合の修正を試みていますが、根本的なデザイン改善には至っていません。